How DeCartography Can Make More Pluralistic
LeonのHow Soulbound Tokens Can Make Gitcoin Grants More Pluralisticに感謝する。
コンセンサスアルゴリズムの一つであるProof-of-workは、多数のノードが特定のコストを割いてバリデーターとなることで特定の機能を提供するものだが、(例: Bitcoin)1Person, 1IDを前提に表象(レポート、投票)された『人々の民主的なコモンセンス』を各バリデーターのノードと見かけ、分散型オラクルを作るとどうなるだろうか。
そして、それをDeCartographyというものを通して実現したいので、各分野の専門家からのフィードバックが欲しいし、ネットワーキングを支援して欲しいし、それらを支えるリソース(資金獲得など)を尽くしている最中だ。つまり、仲間になってほしい。
熟議をデジタル民主主義でスケーリングさせる「Pol.is」や、Twitterが「Community Notes」を発表したのに重ねて、Plurality Instituteへの参加2日目を経て思ったのは、Pluralityという概念は「統治技術(gouvernementalité)」の1つだなと。
統治技術はミシェル・フーコーが提唱した概念であり、art of governmentやgovernmental rationality(政府の合理性)と理解されている。
── reasoned way of governing best and, at the same time, reflection on the best possible way of governing(最高の統治を行うための理にかなった方法であり、同時に、可能な限り最高の統治を行うための反省)
Foucault, M., (2008), The birth of biopolitics. Lectures at the College de France, 1978‐79. Palgrave MacMillan
tkgshn.iconはパレート最適な行政府と解釈している
── 'government' also signified problems of self-control, guidance for the family and for children, management of the household, directing the soul, etc.((フーコーにとって)「government」は自己統制の問題、家族や子供に対する指導、 家政、魂にしたがうことなどを意味した )
つまり、「行い方(the conduct of conduct)」の問題である
In his lecture titled Governmentality, Foucault gives us a definition of governmentality:
"1. The ensemble formed by the institutions, procedures, analyses and reflections, the calculations and tactics that allow the exercise of this very specific albeit complex form of power, which has as its target: population, as its principal form of knowledge: political economy, and as its essential technical means: apparatuses of security.
2. The tendency which, over a long period and throughout the West, has steadily led towards the pre-eminence over all other forms (sovereignty, discipline, etc) of this type of power which may be termed government, resulting, on the one hand, in formation of a whole series of specific governmental apparatuses, and, on the other, in the development of a whole complex of savoirs.
3. The process, or rather the result of the process, through which the state of justice of the Middle Ages, transformed into the administrative state during the fifteenth and sixteenth centuries, gradually becomes 'governmentalized'."15
Governmentality - Wikipedia
情報セキュリティ分野の第一人者のブルース・シュナイアーは2019年あたりから「Public-Interest Technology(公益テクノロジー、公益のためのテクノロジー)」という言葉をよく使うようになりました。
コードこそが答えであり、テクノロジーは政治的に中立であるという「神話」がシリコンバレーを中心に広まっており、政治にかかわることへの忌避が強かったが、
これはプラットフォームとしての行政でも触れられた文脈だ。
関連: 日本でも重視されるべき「公益テクノロジー」とそのための人材 – WirelessWire News
米国でオバマ政権が始まった頃に「プラットフォームとしての政府」というマニフェストがあったし、それにティム・オライリーは「Gov 2.0」というカンファレンスを立ち上げたし、ジェニファー・パルカは2009年9月に全米の自治体にITエンジニアを送り込むプログラムなどを実施する非営利組織「Code for America」を設立しました
既存のEthereumの分散型オラクルといえば、「Augur」や「Chainlink」のようにバリデーターをトークンに基づいて分散させているが、そのバリデーターの分散というところにMeta-Decentralized, Meta-diversity(tkgshn.iconが作った概念)の指標を組み込むことはできるだろうか?
それがあれば、「メタ多様性」という日本語でtkgshn.iconが言及するChainlink Whale ‘Oldwhite’ Used More Than 150 Wallets to Avoid Staking Limitsみたいなケースはなくなると思う。
例えば最も「社会的距離(Social Distance)」の遠い人たちがバリデーターとして同じ答えをレポートした場合、かなり結託や民主主義的におけるフィルターバブルを避けることができるだろう。
Bitcoinのサイドチェーンでピア予測法をベースにオラクルを作る「TruthCoin」という他の分野の先例もある
これらは、分散型裁判所のklerosにもこの概念は通用するだろう。
そして、自己言及なんだけど、DeCartography自らもそのデータを使うことができる。具体的には、DeCartographyのコンセンサスアルゴリズム自体も本質的には51%攻撃のリスクがあるんだけど、Social Divercity OralceであるDeCartographyそのもののデータを使って検証者を分散させることができる
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